骨董品は焼き物や書物、茶道具などたくさんの種類がありますが、その中で一際目を引くのが人形です。
どうしても人の形をしているものは目を引きやすいです。その為数十年もそのまま家に置いている人も多く、いつも家族を見守っている人形もたくさんいるのではないでしょうか?
昔は節句や七五三、出産など祝い事の時は人形を送る事が多かったようです。今回は広島市西区で市松人形を出張買い取りしてきました。
市松人形にはそれぞれ作家があり、昔からずっと作られてきた伝統ある人形工芸なのです。
市松人形の歴史は古く約260年ほど前江戸に佐野川市松という歌舞伎役者がいました。
その歌舞伎役者は女性の間で憧れの的になっており、佐野川市松が舞台で石畳模様の袴をはくと、
たちまち“市松模様”と呼ばれ大きな人気となりました。今で言う市川海老蔵さんとかに該当する人物でしょうか?
そして職人により佐野川市松にそっくりの人形が作られると、人形屋には女性が行列を作ったそうです。今の時代と何だか似てますね、ジャニーズとそのファンのような図式を思わせます。
これが後に市松人形と呼ばれるきっかけとなったようです。
その後江戸時代中期頃には一般庶民へと広がりました。
今回買い取りしました市松人形はこちらです↓
少々画像は悪いですが素敵なお顔をした市松人形でした。
ガラスのショーケースに入っているので状態も良く着物も素敵でした。
人形職人の技術の高さをかんじました。
こういった市松人形も余裕堂では買い取りを行っております。骨董品を含め美術品など全てご納得高額査定で買い取りますのでいつでもお気軽にお問い合わせ下さいね!