よくテレビで骨董品が取り上げられています。
特にお宝鑑定団は非常に有名で、この番組で骨董品の認知度が飛躍的にあがったと言っても過言ではありません。
そしてこの番組で面白いのが鑑定を依頼する依頼者さんの骨董品にまつわるエピソードの数々です。
先祖代々の品だとか、祖父が借金の型に持ち帰ってきたものだとか
すごくたくさんの骨董品にまつわるエピソードがあるものです。
しかしこれはテレビだから詳しくエピソードを紹介されていますが、実際に私達が買い取りさせて頂いている骨董品も数々のエピソードがあるのです。
買い取りをご依頼くださった方に
「どうしてこういったものをお持ちなんですか?」
とよく私は聞きます。
厳密にいうと別に聞かなくてもいいんだと思います。
しかし私は聞きます。
理由は心をこめて買い取りしたいと言う、骨董品に対するある種の尊厳の気持ちを持っているからなのです。
骨董品は私達より年上です。
だから敬いたい、大切にしたいといった気持ちがどうしても私にはあるのです。
確かに人ではなく、言ってしまえばただのモノです。
しかし何世紀の時代を生き抜いてきた今も存在してくれている、貴重なものなのです。
そういった品には敬意を払うべきだと私は思います。
そういった気持は買い取り価格にも反映してくるのです。
骨董品を大切にする気持ち。
これからも持ち続けて買い取りに勤しんで行きます。