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梅雨時期でピンチになるもの

2018年6月17日
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基本的に今現存している骨董品は長い年月を経てきたものなので、ある程度の環境の変化には強いと思うのですが、やはり梅雨時期は湿気が大敵になります。

 

器や陶器など水と触れ合うものは良いのですが、問題なので書物や掛け軸や絵画など紙のモノが基本的にピンチです。

 

湿気にさらされるとカビも生え、さらに湿気で紙が破れるという最悪の事態に陥ります。

 

基本的に家の中での保管だと大丈夫なのですが、雨漏りのする蔵や、床の間でも窓に近い湿気の多いところだと危ないかと思います。

 

ただ桐箱(共箱)に入れておけば桐が湿気を取りますし、空気にも直接触れないので安全かと思います。

 

それでも桐箪笥などに長期間入れている着物とははどうしてもカビが生えてしまいますが。

 

ようは時折空気の入れ替えも含め晴れの日に出すべきだと思います。

 

骨董品がメンテナンスの難しいものですが、空気を入れ替えるだけで持ちが違います。

 

売る気のないものでも骨董品に思いやりを持って保存していただく事を専門家として心から望みます。

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